IMP ORACLE のデータインポートユーティリティー

imp username/passwd@service file=filename-yyyymmdd.dmp log=logfile-yyyymmdd tables=tablename
imp "username/passwd@service file=filename-yyyymmdd.dmp log=logfile-yyyymmdd tables=(tablename1, tablename2, tablename3)"

DBA が EXP でエクスポートしたデータを別の DB の 別 ユーザにインポートする。

imp DBA/DBA@service buffer=102400 file=filename-yyyymmdd.dmp log=logfile-yyyymmdd FROMUSER=USER1 TOUSER=USER2
DBA のユーザ名 : DBA
EXP したスキーマ : USER1
IMP 先のスキーマ : USER2

DMP ファイルを入手したが、どんなユーザがどんなテーブル名をエクスポートしたか分からない

imp DBA/DBA@service file=filename-yyyymmdd.dmp log=logfile-yyyymmdd SHOW=Y FULL=Y

を実行し、

接続先: Oracle Database 10g Enterprise Edition Release 10.2.0.2.0 - 64bit Production
With the Partitioning and Data Mining options

エクスポート・ファイルはEXPORT:V10.02.01によって従来型パス経由で作成されました

警告: オブジェクトは別のユーザー: SYSTEMによってエクスポートされました。

JA16SJISキャラクタ・セットおよびAL16UTF16 NCHARキャラクタ・セットでインポートを実行します

. SYSTEMのオブジェクトをLOGINUSERにインポートしています
. EXPSCHEMAのオブジェクトをEXPSCHEMAにインポートしています

1) テーブルを所有していたユーザ名の読み取りは、上の「EXPSCHEMAのオブジェクトをEXPSCHEMAにインポートしています」の部分を読み取る。

2) エクスポートされたテーブルは、ログを "CREATE TABLE" で grep などで抽出して、確認する。

IMP のヘルプ

C:\>imp -help

Import: Release 10.2.0.1.0 - Production on 金 6月 29 11:22:27 2007

Copyright (c) 1982, 2005, Oracle.  All rights reserved.



IMPコマンドに続けてユーザー名/パスワードを入力することで、
インポートにパラメータを要求させるようにすることができます:

     入力例: IMP SCOTT/TIGER

または、IMPコマンドに続けて引数を入力することで、インポートの実行方法を
制御できます。パラメータを指定するには、キーワードを使用します:

     形式  : IMP KEYWORD=value または KEYWORD=(value1,value2,...,valueN)
     入力例: IMP SCOTT/TIGER IGNORE=Y TABLES=(EMP,DEPT) FULL=N
     または TABLES=(T1:P1,T1:P2)、ただしT1がパーティション表の場合。

USERIDは、コマンドラインの最初のパラメータである必要があります。

キーワード   内容(デフォルト値)        キーワード   内容(デフォルト値)
--------------------------------------------------------------------------
USERID       ユーザー名/パスワード     FULL         ファイル全体をインポート(N)
BUFFER       データ・バッファ・サイズ  FROMUSER     所有するユーザーのリスト
FILE         入力ファイル(EXPDAT.DMP)  TOUSER       ユーザー名リスト
SHOW         ファイル内容の表示のみ(N)   TABLES       表名のリスト
IGNORE       作成時エラー無視(N)       RECORDLENGTH ファイルのI/Oレコード長
GRANTS       権限のインポート(Y)       INCTYPE      増分インポートの種類
INDEXES      索引のインポート(Y)       COMMIT       配列挿入のコミット(N)
ROWS         データ行のインポート(Y)   PARFILE      パラメータ・ファイル名
LOG          画面出力のログ・ファイル  CONSTRAINTS  制約のインポート(Y)
DESTROY                表領域データファイルの上書き(N)
INDEXFILE              指定ファイルへの表/索引情報の書込み
SKIP_UNUSABLE_INDEXES  使用不可の索引のメンテナンスをスキップ(N)
FEEDBACK               x行ごとに進行状況を表示(0)
TOID_NOVALIDATE        指定したタイプIDの検証をスキップ
FILESIZE               各ダンプ・ファイルの最大サイズ
STATISTICS             計算済統計情報のインポート(always)
RESUMABLE              領域関連のエラーが発生すると一時停止します(N)
RESUMABLE_NAME         再開可能文の指定に使用するテキスト文字列
RESUMABLE_TIMEOUT      RESUMABLEの待機時間
COMPILE                プロシージャ、パッケージおよび関数のコンパイル(Y)
STREAMS_CONFIGURATION 一般的なStreamsメタデータをインポート(Y)
STREAMS_INSTANTIATION  Streamsのインスタンス化メタデータをインポート(N) 

次のキーワードは、トランスポータブル表領域のみに適用されます。
TRANSPORT_TABLESPACE  トランスポータブル表領域のメタデータをインポート(N)
TABLESPACES データベース内に転送する表領域
DATAFILES データベース内に転送するデータファイル
TTS_OWNERS トランスポータブル表領域セット内にデータを所有するユーザー

インポートは警告なしで正常終了しました。

ref:ORACLE/EXPORACLE/SQL*Loader, ORACLE/IMP-00032

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Last-modified: 2021-06-23 (水) 08:55:41 (1037d)