ポッドキャスト・メモ

サエキけんぞうのポッドハンター

ボイスブログ君(ボイスブロークンって聞こえた。かけているのかな?)

編集長の終わらない話2.0

Google はなぜタダなのか、地球をおおうネット民主主義

  • 1 年前、Goolgle と Amazon という特集を行ったが、1 年越しに再挑戦。この 1 年で大きく変わっている。
  • Google ダンス(社内)は大学のよう、自由で楽しそう。
  • ビルゲイツも「地球上でもっともホットな会社」と評した。おそらく、マイクロソフトはすでにホットでないと感じ引退したのだろう。
  • 地球上のあらゆる情報を検索してしまおう。(ビントン・サーフでさえ当初は懐疑的であった。)
  • ただし情報の真贋を確かめるのかユーザの手に握られている。(難しい。)
  • 民主主義はよく誤解されるが、
  • インターネットが生まれて、Google ができたため、誰でも発信できて受け取れる。そこに権力は存在しない。
  • 中国国内では、天安門事件の頃は情報封鎖されていたが、今なら地方でもそれを知ることができる。(権力の本質は情報を隠すこと。ウォーターゲート事件も同じ。)
  • 今おきていることは、2000 年の時を超えた文明の革新だと思う。(井上編集長は、西洋史専攻)
  • 世界市民主義(コスモポリタニズム)ということが使われている。世界は国の集合体だが、ヘレニズムはポリスが国家的に振る舞っていた時代に哲学者が夢見ていたこと。(結局できたのがローマ帝国。)
  • 今は世界 65 億人のうち 10 億人インターネット(Google)が使っている。残りの人々が使えば、権力や商業主義に縛られない情報にすべての人がアクセスできる。これこそ紀元前のヘレニズムの時代にコスモポリタニストが考えていたことそのまま。
  • だから Google を軽く見てはいけない。
  • 創業者は 32 歳。シリコンバレーはサンフランシスコ文化、ヒッピー文化。そこから Google が出てきたのは、その流れ。
  • 日本のテレビ局は YouTube を著作権侵害の温床であると敵視している。 アメリカのメディア NBC は提携して、情報を自由に発信しアクセスできることを事実として受け止めているのだろう。(ワーナーも YouTube における著作権放棄を発表している。) コマーシャルな放送局と YouTube は共存できるのでは?

コメント : 中国政府による Google 検閲の話は意図的に避けたようだ。現時点では検閲に屈することも仕方なしと思う。政府が検閲しきれないほどのサイトが出現し、中国政府が無駄な努力と悟るまでの時間を稼ぐのが目的なのだから。

時流潮流 : 安倍晋三新政権

  • 人脈の見取り図。経済界での人脈が薄い。おそらく今後二年近くで経済の人脈を作りに行く。今まで人脈が無かったのはメリットでもある。ブレーンをチョイスするはず。
  • 歴代政権と景気の関係の図。1990 年以降、経済通と言われた首相は宮澤氏だけ。景気にはサイクルがあるが、経済通なのに景気が悪くなると、支持率が非常に悪くなる。小泉首相は景気の悪いときに首相になったため、景気回復が成果になっている。阿倍政権は、景気が悪くなったときにどうするのか。

往復書簡 2.0

  • 無給の香港特派員さん。中国の小型車特集で大事な視点が抜けている。以前ダイハツのシャレードタイプに人気があったが、政府の指導で小型車が規制された。中国の都市で小型車が多くなると、中国=貧困と思われかねない、政府が格好悪いと判断したため。しかし、最近中国政府はガソリンの使用量が少ない小型車の規制を緩和したため。中国の富裕層は日本車や欧米車に関心があり、40 万円も庶民には高嶺の花。40 万円カーのターゲットは新興国市場で、その資源を狙っているものと思われる。
  • ジーコ氏のインタビューを聞いて「日本はなぜ敗れるのか」という本を思い出した。その場の雰囲気に流されてはいけない。
  • セブンイレブンが沖縄に無い。日経新聞は沖縄に配達される日付が古い。これは情報格差の一種では?
    • Google の時代に、正しいあり方ではなく、個人的には新聞社にきちんと回答してほしい。理由の一つは、沖縄では地元紙が強く、採算が合わない。
  • エンジニア、二児の父。子供の理系離れ。
    • 日経ビジネスの 30% は製造業関係が読んでいる。日本を下支えしているのは物づくり。
    • 日本には、200 年前に隠れたヒーローがいる。
    • 日本が蘇るとすると一つ。「まじめに地道にコツコツ働く」ということと、「それについて考える」ことを繰り返すこと。


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2009-02-11 (水) 11:36:41 (5555d)