ゴーンの正念場、問われる成長神話 †
- ゴーン社長へのインタビュー。
- 交渉破談も想定していたと思われる内容になっていた。
- インタビュー終了後にオフレコで「この交渉はどうなると思う?」と聞かれ、「資本関係がなければ大きな成果はないでしょう」と答えた。(ゴーン氏は守秘義務を遂行する人で首を縦にも横にも振らなかった。)
- 「この交渉は日産ルノーがGMに持ちかけた話ではない。(GMの力を必要としていない。)」
- 「日産のステークホルダーからリスクの方が多いといわれれば提携をやめる。」と言われた。
- 成長するための居場所をどこに探すのか? 日産ルノーのシナジー効果をどこで出すのか?
- 日米欧の企業提携は前代未聞で、壮大な実験であるが、リスクが大きい。
- 大型提携は長期的に考える必要がある。
- GM はプライドが高く、日産ルノーより格が上という意識がある。対等では不満。
- さらに今後同様の提携の可能性があるだろう。(交渉の過程でつくられた各種委員会で双方の情報が交換されている。)
- 交渉の結果はゼロに見えて、そうではない。(白紙には戻らない。)
北朝鮮 †
- 北朝鮮は理屈に当てはめることができない。
- 韓国との民族の問題。国家が分断されている限り問題は残る。
- 韓国の核武装が最悪のケース。(日本の非核武装宣言は良かった。)
- ドイツもロシアも中国も冷戦を終えているが、北朝鮮だけが残っている。
- 韓国の融和政策が批判されているが、最後には統一/融和が必要。
- 今年は主体 95 年(主体思想元年は、金日成の誕生。95 年で核実験、100 年で核配備?)
- 経済制裁→国民困窮→体制崩壊
- 歓喜の街カルカッタ(インドの核実験に成功した頃。主人公は人力車夫。)
- 最後のシーン「我々は勝った。先進国に肩を並べ、これからは貧困がなくなる。核実験に成功したのだから。」
- カルカッタは、核ではなく、各国のNPOからの支援で立ち直っていく。北朝鮮も最後は同じなのではないだろうか。
心に残る言葉 †
- 薬師神:実るほど頭を垂れる稲穂かな
- ユニクロの柳井社長も、成功の復讐と言っていた。(本当の成功とは意味が違うと思うが...)
- 実るまでは、頭を上げていこうとも思う。
- リクルートの社是 : 自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ
- スティーブン・ジョブス : Stay Hungly, Stay Foolish
往復書簡2.0 †
- ソニー製電池問題 : 供給メーカーとの契約には不良品に関する条項はあり、部品メーカーが当然負うべき責任。
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