編集長の終わらない話2.0 2006年10月30日号「団塊イリュージョン 巨大市場の幻想を砕く格差拡大」

団塊イリュージョン

  • 団塊 700 万人の市場は幻想。
  • 貯蓄大国日本だから、子育ても終わり、可処分所得も増え、個人消費のエンジンになるのでは? → だが意外と売れていない。
  • 団塊の世代、40歳の時自分は中流だと思ったが、現在では下流だと思っている。
  • 団塊の世代には、失われた10年が直撃した。(定期昇給がなく、ベアゼロ。)
  • 団塊の世代クラスター分析
    • 団塊ニート : 年収も貯蓄も少なく、消費に消極的。
    • 社会派 : 全共闘世代、年収高く、ボランティアにも積極的。
    • ヒッピー : 平凡パンチ読者、趣味人。
  • 現役の社会人も、年金や退職金に不安がある。
  • 3F市場
    • Family : ファミリー
    • Fun : 楽しみ
    • Future : 未来 (新たな働き場所、教育、墓地)
  • 堺屋太一氏との対談。1千万円の年収があったとしたら、再就職で1千万円を探す。ただ実際には蓄積価値が大きいので、年収が半分減っても働くべきだ。
  • 日経マスターズの編集長の休刊時の編集後記。

時流潮流 塩崎官房長官の独占インタビュー

  • 内閣の長官。全省庁の大臣/長官と補佐官のとりまとめ役。
  • 日本の政権のあり方をそのまま表している。
  • ヒューマニズム、平和主義の人物。
  • 経済制裁は、政権ではなく人民を痛めつけること。
  • PKO の援助には3階層が存在する、自衛隊、政府、NGO/民間企業。
  • 国連安保理、常任理事国入りは、国民には切迫感がなかった。核実験の際には、議長国のため参加できたが、任期が切れると一つ一つ国を説得して行かなくてはならない。
  • 国連の枠組みは二次大戦の戦勝国による枠組み、それを変える必要がある。
  • 安倍政権、政権目標の一つは常任理事国入り。
  • 今までは切迫感がなかったが、今では議論できる状況にある。
  • 国連の経費の負担。これからは経済力がないと国連の常任理事国になれず、成長する経済を持つことが、国際的に力を得るために必要。
  • 北朝鮮問題、圧力は対話のためにある。経済制裁を解除するタイミングは、北朝鮮が核開発プロジェクトを断念したことを確認した時。

往復書簡 2.0

  • アメイジングワールド
  • 来年就職予定の大学院生。株主にとっていい会社が、従業員にとっていい会社とは限らない。
    • 京セラの稲森さんかと思った。実力主義、能力主義が跋扈して、企業が従業員の幸せを運ぶことができるのか? 少しずつ社員重視に傾いている企業も出ている。1985 年以降、社員に対する教育費は減り続けている。


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Last-modified: 2009-02-11 (水) 11:36:43 (5556d)