編集長の終わらない話2.0 2006年11月6日号「管理職が壊れる 企業内“多重責務者”の悲鳴」 †
管理職が壊れる 企業内“多重責務者”の悲鳴 †
- 多重責務者(タイジュウセキムシャ)、ざまざまな責任を押しつけられている。
- 指揮命令系統を簡素化するという美名の基に管理職を減らしてきた。
- 人事評価、情報漏洩、セクハラ/パワハラ、業務目標、部下の教育指導、内部統制(J-SOX)... 限界を超えた多重責務になっている。不祥事にともない管理業務が非常に煩雑化している。
- 管理業務忙殺され、独創的な発想を活かすことができない。
- トヨタ自動車、昔の部長級はものすごく優秀だった。組合と話し合って人材育成を検討しており、今までは現場の話が中心だったが、今年から管理者もテーマになった。トヨタでさえ反省している。
- とある課長代理。女工哀史以上(以下)、毎月の労働時間は 400 時間を超える。休みは月に一日ほど。(日経ビジネス編集長並みの激務。)
- 管理職は、収益の源泉でチームのリーダー。疲弊させてしまってはいけない。職責に比べて賃金が低い、やりがいを感じない、書類の束に追われている。一般社員の半数が管理職になりたくないと感じている。(組織ニート)
- とある銀行の管理職のやりがいはパートさん以下だった。
- 管理職が身につけるべき10の能力 ... 大きなプレッシャー。
- 管理職という言い方が良くないのでは。(響きが悪い)
コメント : 管理者というと、マネージャー(Manager)ではなく、コントローラー(Controler)をイメージさせる。
時流潮流 好業績円安が追い風の株高に潜む懸念 †
- 企業の業績が非常にいい。
- 原油価格の低下、余剰資金が原油から株に移動してきている。
- 余った金が日本の株にくるかもしれないし、今ある金と合わせて逃げていくかもしれない。
世界鳥瞰 中国企業の怪しいブランド名 †
往復書簡2.0 †
最後 †
- 管理職が壊れるは、実は四部作
- 会社が壊れる
- 社員が壊れる
- オフィスが壊れる
- 管理職が壊れる
- 管理職になりたくない人は、半数が高いスキルを持った専門職、半数が一般社員のまま。
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