編集長の終わらない話 2.0 11/20 †
1日10件 ここまで来たニッポンのM&A 売れる会社が良い会社 †
- 日本の大半は中小企業、地場企業で、それを含めると、1日10件。
- ライブドア、村上ファンドはトリックスター、その後大きな動きがでてくる。7&i のそごう買収から始まった。
- 本格的な動きは来年 5 月から。三角合併、海外の大企業の日本法人を介して株式交換で買収できるようになる。M&Aの最後の水門が開く。
- 資本主義、自由経済だから、M&A も自由。
- 経団連は防御しているが、時間の問題では?
- 川崎市の機械装置メンテナンス会社、後継者がいない、M&A で会社を売却。(長野で農業を始めている。)
- メディアは大企業を大きく扱うが、中小企業は銀行借り入れに頼らざるを得ず転廃業が多い。現在は転業するか廃業する以外に売却という手段が発生した。
- できれば存続して大きくしたいが、できない場合は企業の価値を上げることに注力する。技術、製品、商圏を持っていれば売却できる。
- 買収防衛で汲々とするする前に、いつでも売れる経営する方が合理的かもしれない。
- 社員は望んでいないと社長は言うが、社員は売却先の企業を望むかもしれない。
- 日本電産、日本のM&Aの成功例だが、買収家とも言われる。しかし日本電産が三協精機を買収したきっかけは、三協精機の社員からあなたの味方だという手紙がたくさん届き、買収の成功を確信したこと。(事実成功している。)
- いい経営を愚直にするしかない。
- M&A レシオランキング。買収の魅力度。現実にファンドの人に聞いたものと併せて表記してある。総合的に判断すると、トヨタ自動織機、アイシン精機、日清食品、ハウス食品、綜合警備保障など...
- どこからもM&Aの対象にならない会社は、魅了のない会社、ダメな社長になる。
- トヨタ自動車は現実の価値のわりに、株価は高くない。トヨタ自動織機にM&Aを仕掛けたら、必ずトヨタがでてくる。トヨタは現預金の保有について、解散に 1 兆 2000 億必要だと説明しているが、それだけでなく買収対策も当然ある。
- ピーター・ドラッガー曰く、獰猛な資本主義が続く、それに変わるものが見つからないからだ。後に何か続くかまだ見つかっていない。
- 来年はエクセレントカンパニーがよりエクセレントな企業から買収を仕掛けられるだろう。
時流潮流:日立 GE 提携、原発は世界三大陣営の争いに 日本技術だけでは戦えず †
- 原発は特殊な市場。だが、新たに中国がマーケットになっている。電力不足が深刻化しており、ある工場では週に3回停電している。
- 東芝が、ウェスチングハウスを54億ドルで買収。
- 日立は GE と提携。
- もう一つの三菱重工業は遅れをとった。米国では、GEとWHの存在が大きい。
- 21 世紀は寡占の世紀。グローバルではオーバープレイヤー。電機、自動車、食品、鉄鋼は寡占化が進む。統合や M&A が進むだろう。
往復書簡 2.0 †
- 品質の復讐 : 日本製品の品質の低下。物流の発達が原因の一部では。
- 偽ブランド : 元北京駐在の会社員。日本のメーカーがつくっていないが日本のラベルが付いている。
- コロネコヤマト (引っ越しサービス)
- タクノコ (タケノコ)
- 黒のかび (乾燥キクラゲ)
「北京あいうえお」で検索。→ http://www.seiryu.com.cn/aiueo/burikko3.htm